ネガティブ感情の扱い方

本当の自分

ご覧いただき有難うございます。
心と脳を整えて、あなたがあなたらしく輝く未来を創造するBrilliantーLifeコーチ、五十嵐真弓です。

自分の感情・感覚を大切にすることは、最近急速に、当たり前になってきました。

コーチやカウンセラーをつけて感情を癒し、軽い気持ちになったり、アドバイスをしてもらって前向きな気持ちになることも大切ですが、潜在意識コーチングは少し違います。

クライアントさんと問題解決しながら、本当の自分を知り、クライアントさんの本来持っている可能性の扉をどんどん開けて、自分らしく在るだけで全て上手くいくことを目指しています。

感情には大きく分けてネガティブなものとポジティブなものがあります。
今回は潜在意識のコーチという立場から、ネガティブ感情の扱い方についてお話します。

ネガティブな感情の扱い方

怒りや、不快感、葛藤などのネガティブ感情は潜在意識の世界からみると宝です。
なぜなら、それは、あなたにまだ発揮されていないあなたがいます。
あなたには可能性しかありません!という潜在意識からのメッセージだからです。

ネガティブ感情の扱い方は、大きく分けて3つあります。

例えば、仕事をしながらお母さまの介護をしているAさん。

Aさんはきっちり薬や食事を管理して、お母さん一人でも不自由ないように準備してから仕事に出かけていきます。
しかし、万全に準備されているのにも関わらず、お母様の方は不真面目で適当、言ったことはやらないし守ってくれません。

Aさんの負担が増える一方です。
何度言っても、何も改善しません。

Aさんは怒りたくないのに怒ってしまう、どうしたものか悩んでる状況でした。

①共感して癒してもらう

相談者に共感して癒してもらう場合です。
Aさん辛かったですね。
それはお母さんがどう考えても悪いですよ。
それだけAさんがやっているのに不真面目なら怒っていいんですよ。
お母さんの人生なんだから、あなたはあなたの出来ることだけやればいいんじゃないですか?
あなたは何も悪くない。よくやっていますよ。

と相談相手はAさんに共感し慰めアドバイスします。

怒っちゃいけないと葛藤していた心が、ほぐされて、怒りが半減されるかもしれません。
分かってもらえたと、ほっとして癒されるでしょう。

共感してもらって、少し元気になればいい、スッキリしたら明日からまた頑張れる場合もあります。
お友達に聞いてもらいたい、分かってもらいたいときは、共感して癒してもらうと安心します。

しかし、もしこの状態をくり返していて、根本解決したいと思ったら、自分に矢印を向けましょう。

なぜなら「あなたは悪くない」というメッセージは受動的な考え方だからです。

悪いのはお母さん、あなたは悪くない。この状況を作ったのもお母さん。
ということは、Aさんは被害者になるのです。
お母さんに翻弄される被害者です。
被害者意識のままでは問題解決ができません。

②感情を感じたまま、外に発散する?!

自分の感情に素直に、怒っていいというものです。
相談した相手に、お母さまに怒りを感じたなら、怒りを抑えずにケンカしてくださいとか、発散するために怒り散らかしていいと言われ、感情に蓋をしてはいけないと開き直るパターンです。

個人的にこの方法は反対です。
たいていの場合、ケンカしたくない、なんとか理解したいと感じて我慢したり無理しています。
本当の自分の感情は、「怒り」よりも「理解したい」かもしれないのです。

発散したり感情に任せて誰かを攻撃しても、現状は改善されません。
スッキリ終わるなら良いのですが、悪化する場合もあるでしょう。
改善したければ自分に矢印を向けましょう。

③自分に矢印を向ける

自分に矢印を向けるとは、目の前の現実は100%自分で創っているという大前提があります。

100%自分で創っているとは、目の前に自分を怒らせる人がいる(お母さんが不真面目で適当にふるまう)、その現実を自分が創っていると認めることです。
そして、なぜ自分はその現実を創っているのか、何を感じたいのかをみていきます。

いつでも矢印は自分です。
お母さまをみてカッとなったので最初の感情は怒りでも、それで終わりではありません。
その先があります。
怒りの感情から潜在意識につながり、本当の自分の望みを知れば、問題は解決し、現実が変化します。

自分が創っている、ということは望む現実も自分で創れるということです。
目の前の現実は100%自分で創っているという主体的な生き方は問題解決できるのです。

自分の感情を大切にする

本当は自分は何を感じているのか丁寧に見ていくことが自分の感情を大切にするという事です。
自分が創っている目の前の現実から何に気づきたいのか、自分の潜在意識はどんな可能性に気づかせようとしているのか自分の内面を掘り下げていくのです。

自分の感情の先にあるあなたの価値観や本来のあなたを見に行くことが、自分を知るということです。

あなたは悪くない、気にしなくていい、で済ませてしまうと、本来の自分のエネルギーを発揮するチャンスを逃してしまいます。

ネガティブ感情を活かして、本当の自分を取り戻しましょう。

あなたが現実を創っている理由をご自身で解明しませんか。
あなたの世界はあなたが主役です。

あなたには唯一無二の価値があり、無限の可能性があります。
そしてあなたは自由です。

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あなたの可能性の扉をバンバン開けて、本当のあなたを存分に活かしましょう。

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