「子どもの主体性を育てたい」
そう思って、
子どもに「どうしたい?」と聞くことがありますよね。
私も、子どもに聞くことが大事だと思っていました。
でも、昔の私は、
本当に子どもの答えを聞いていたのでしょうか。
もしかすると、
「私が思っている正解を、
子どもの口から言ってほしかった」
だけだったのかもしれません。
「やっぱりママは間違ってなかった」
そう思って、安心したかった。
だから、子どもの答えを待てませんでした。
この記事では、
子どもの主体性を育てるための「問い」の意味と、
その土台となる大人自身の本音についてお伝えします。
「どうしたい?」と聞いても、答えを待てていますか?
子どもの主体性を育てるために、
「どうしたい?」と聞くことがあります。
子ども自身に考えてもらう。
自分で選んでもらう。
そのためには、
問いかけることが大切です。
でも、ここで一つ考えてみたいことがあります。
その問いは、本当に子どもの答えを聞くためのものでしょうか?
私自身、以前は違ったのかもしれません。
「どうしたい?」と聞きながら、
心の中にはすでに答えがありました。
「こうするのがいいよね」
「こう言ってくれたら安心」
そんな気持ちがあったのだと思います。
だから、子どもがすぐに答えないと、
待てなくなっていました。
早く答えがほしい。
正解を言ってほしい。
そんな思いが、
知らないうちに強くなっていたのです。
問いは「正解を答えてもらうもの」ではない
でも、大人でも同じですよね。
「あなたは本当はどうしたいですか?」
そう聞かれても、
すぐに答えられないことがあります。
自分の気持ちが分からない。
考えたことがなかった。
いろいろな思いが混ざっている。
そんなこともあります。
だから、子どもがすぐに答えられなくても、
おかしいわけではありません。
問いを立てることは、
すぐに正解を出してもらうためではない。
私は、
「考える種をまくこと」
なのだと思っています。
問いがあることで、
人は自分の中を見始めます。
「私はどうしたいんだろう?」
「本当は何が好きなんだろう?」
そんなふうに、
少しずつ自分の気持ちに気づいていく。
だからこそ、
答えを急がなくてもいいのだと思います。
子どもの主体性を育てる前に、大人自身の本音を大切にする
子どもの主体性を育てたい。
そう思うなら、
大人側も自分の本音を大切にすることが大事です。
子どもには、
「あなたはどうしたい?」
と聞きながら、自分自身は
「周りからどう見られるか」
「これが正解なのか」
ばかりを気にしていたら、
子どもにもその空気は伝わります。
私自身も、
「正解」を探してきたからこそ、
子どもにも正解を求めていたのだと思います。
だから今は、
「私は本当はどうしたい?」
と、自分にも問いかけるようにしています。
正解よりも、本音。
周りの期待よりも、自分の感覚。
その積み重ねが、
子どもが自分の気持ちを大切にすることにも
つながっていくのだと思います。
子どもの可能性を信じる。
それと同じように、
自分自身の可能性も信じていく。
そんな大人が増えていったら、
安心して自分らしくいられる循環が、
少しずつ広がっていくのではないでしょうか。
まずは今日、
子どもに問いかける前に、
「私は本当はどうしたい?」
と、自分に問いかけてみてください。
すぐに答えが出なくても大丈夫。
その問いそのものが、
自分の本音に近づく種になるかもしれません。
まとめ
子どもの主体性を育てるために、
「どうしたい?」と聞くことは大切です。
でも、それだけではありません。
その問いの中に、
「私の思っている答えを言ってほしい」
という気持ちが隠れていないか。
そこにも気づいていきたいと思います。
問いは、
正解を答えてもらうためのものではありません。
考える種をまくもの。
すぐに答えが出なくても、
その人の中では考える時間が始まっています。
そして、子どもの主体性を育てたいなら、
大人自身も「正解」だけを追わず、
「本音」を大切にしていく。
「私は本当はどうしたい?」
その問いを、
まず自分自身に向けてみる。
子どもの可能性も、
自分自身の可能性も信じられる大人が増えることで、
安心安全の循環は少しずつ広がっていく。
そんな関係を、
一緒につくっていけたらと思います。
🌿あとがき
私自身、昔は「これが正解」と思えるものを探していました。
だからこそ、子どもにも正解を求めていたのだと思います。
でも今は、答えを急ぐよりも、
「どうしたい?」という問いを一緒に持てることを大切にしています。
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