「こんな私、嫌だな」
「なんで私はこうなんだろう」
「どうしたら変われるんだろう」
何かうまくいかないことがあると、
こんなふうに自分を責めていませんか?
私も以前は、ずっと同じことを繰り返していました。
嫌な自分を見つける。
理由を考える。
変わる方法を探す。
そして、変われない自分をまた責める。
気づけば、そこから動けなくなっていました。
でも、あるとき気づいたのです。
問いを変えたら、意識の向きが変わる。
「なんで?」と過去を見続けるのではなく、
「本当はどうしたい?」と未来を見る。
たった一つの問いを変えるだけで、
自分への向き合い方が少しずつ変わっていきます。
今回は、私がセルフコーチングで実感した、
自分を責め続けないための問いをご紹介します。
「なんで私はこうなんだろう」を繰り返していませんか?
何か嫌なことが起きたとき、
あなたは自分にどんな言葉をかけていますか?
「また怒っちゃった」
「どうして私は人と比べるんだろう」
「やろうと思ったのに、またできなかった」
そんな自分を見つけると、
理由を探したくなることがあります。
「どうしてこうなったんだろう?」
「何が原因なんだろう?」
もちろん、振り返ることは大切です。
自分を知るために、
過去を見ることが必要なときもあります。
でも、私自身が気づいたのは、
過去を見続けても、未来はそのままでは変わらない
ということでした。
「なんで私はこうなんだろう」
という問いは、
どうしても過去へ意識が向きます。
そして、
「私はダメだ」
「またできなかった」
と、自分を責める方向へ進みやすい。
すると、
変わりたいと思っているのに、
気づけば自分を責める時間だけが長くなる。
これでは、なかなか前に進めません。
だから私は、
質問そのものを変えてみることにしました。
「嫌な自分」を言葉にすると、本当の願いが見えてくる
まず、
「こんな私、嫌だな」
という気持ちは、そのままでいい。
むしろ、
何が嫌なのかを、思いきり言葉にしてみる。
私はこれを、
「悪口レベルで言語化する」
くらいでいいと思っています。
「子どもに怒ってしまう自分が嫌」
「人と比べて落ち込む自分が嫌」
「やろうと思ったことをやらない自分が嫌」
「また同じことを繰り返している自分が嫌」
ここは、きれいにまとめなくて大丈夫。
まずは、
「私はこれが嫌なんだ」
と、自分の気持ちを認める。
そして、その次です。
「じゃあ、本当はどうなりたい?」
「どうなっていたらいい?」
「どうしたい?」
と聞いてみる。
すると、
「本当は笑っていたい」
「私もやりたいことをしたい」
「自分との約束を守れるようになりたい」
そんな言葉が出てくるかもしれません。
ここで大切なのは、
「嫌な自分を消そう」とすることではありません。
嫌だと感じたところから、
本当はどうしたいのかを見つけること。
「嫌」という気持ちの奥には、
自分が大切にしたい願いがあります。
怒りたくないなら、
本当は穏やかに過ごしたいのかもしれない。
比べて落ち込みたくないなら、
本当は自分らしくいたいのかもしれない。
行動できないことが嫌なら、
本当は一歩踏み出したいのかもしれない。
そう考えると、
「嫌な自分」は、
未来への入り口にもなります。
「で、私はどうしたい?」が未来への一歩になる
ここまで来たら、
あとはとてもシンプルです。
「で、私はどうしたい?」
この問いを自分に投げかけてみる。
子どもに怒ってしまった。
「こんな私、嫌だ」
そこで終わらず、
「で、私はどうしたい?」
と聞いてみる。
人と比べて落ち込んだ。
「なんで私はこうなんだろう」
で止まらず、
「で、私はどうしたい?」
と聞いてみる。
やろうと思っていたことができなかった。
「どうしたら変われるんだろう」
ではなく、
「本当はどうしたい?」
と聞いてみる。
すると、不思議と意識が未来へ向きます。
「笑っていたい」
「私もやってみたい」
「自分との約束を守りたい」
そこまで見えたら、
次は、
「じゃあ、どうする?」
と小さな行動を考えてみる。
答えは、人によって違います。
大切なのは、
正しい答えを見つけることではありません。
自分を責め続ける場所から、
自分の望む方向へ意識を向けること。
これだけでも、
少しずつ見える景色が変わります。
私自身も、
以前はセルフコーチングがなかなかできませんでした。
でも最近になって、
「なんで?」の問いに気づけるようになりました。
「あ、今また過去を見ている」
そう思ったら、
「で、私はどうしたい?」
と問い直す。
それだけでも、
自分との向き合い方が変わってきました。
もちろん、
「なぜそうなったのか」を知ることが、
必要な場面もあります。
でも、原因を探すことだけが、
前に進む方法ではありません。
未来に向かうための問いも、
自分に渡してあげていいのです。
まとめ
「こんな私、嫌だな」
と思うことがあったら、
その気持ちを無理に消さなくても大丈夫です。
まずは、
「私は何が嫌なんだろう?」
と、思いきり言葉にしてみる。
そして次に、
「本当はどうしたい?」
と聞いてみる。
「どうなっていたらいい?」
「どうしたい?」
と、少しずつ未来へ問いを進めていく。
「なんで私はこうなんだろう」
という問いは、
過去を振り返るための問い。
一方で、
「私はどうしたい?」
という問いは、
これからを選ぶための問いです。
もし今日、「なんで私は……」
と言っている自分に気づいたら、
そこで一度ストップ。
そして、
「で、私はどうしたい?」
と聞いてみてください。
たった一つ問いを変えることが、
あなたらしい一歩につながるかもしれません。
🌿あとがき
自分を責めることは、長いあいだ私の癖でした。
でも、問いを変えてみたら、
少しずつ自分との会話が変わってきました。
「どうして?」の先だけでなく、
「本当はどうしたい?」の先にも、
ちゃんと未来があるんですよね。
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