子どもに我慢はさせるべき⁈

子育て

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子育ても自分の人生も悔いなく自分らしく、思い切りエネルギーを循環したいママを応援する、子育て×潜在意識コーチング Mayumiです。

塾を経営していたときに、あるお父さまとお話した際、「少し我慢させないといけないので○○します。」「全然我慢が出来ないので、我慢させた方がいいのです。」と何度か仰ったことがとても気になっていました。

その時は言語化できなかったのですが、その違和感が明確になったのでお話します。
ショート動画はコチラ

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我慢の美化とその影響

私たち親世代は「我慢できる人が立派な人」と教えられた傾向はありませんか?
我慢してナンボの世界でした。
今どきのママたちは、その風潮は薄まっているかもしれません。

しかし、他人を優先して自分を後回しにすることや、人に迷惑をかけてはいけない、という教育は根深いものがあります。

我慢ばかりした結果

「我慢が立派という価値観」で育った大人が、我慢ばかりしてきた結果、自分は本当は何がしたいのか、何を感じているのか分からない、という状況に陥る。

自分のことが分からなくて悩んでいる苦しい思いをしている大人が多いことは事実です。

※ママの我慢についてはコチラ(健全であること、我慢しないこと)

子どもにも同じことを望むのでしょうか?

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我慢をさせる親の無意識

先ほどのお父さまのように「我慢させる」と言っている時、無意識に子どもは自分の支配下にあると感じています。

自分のもの、自分より弱いもの、コントロールできるもの、自分が教えてあげなくてはいけないと感じているのです。

子どもは、親がいないと生きていけないほど、弱いものであります。
教えてもらわないと危険なこと、出来ないことだらけです。
しかし、親に子どもをコントロールする権利はありません。

子どもに教えてあげなくてはいけないという感覚の強い親は、とても熱心で愛情深いのです。
道徳的なこと、命に係わる危険なこと、やり方(食事の仕方、トイレトレーニング)は子どもに寄り添って教える必要がありますが、全て子どもに「教える」ことをお勧めしていません。
子どもに教えないでください。はコチラ。

「我慢させる」は、しつけなのか、忍耐力なのか、コントロールなのか、絶対権力なのか意識する必要があります。

子どもにのぞむこと

目の前のわが子には、その子の持って生まれた才能を発揮して、自分らしく自由に、可能性を追求して欲しいと願うのではないでしょうか。
そのために我慢をさせるのではなく、育むべきは「判断力」「自分を律するチカラ」「考えるチカラ」です。

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チカラを育む

判断力も、自分を律するチカラ、考えるチカラも一朝一夕には育ちません。

ではどのように育むのか、それは話し合いです

例えば、アイスばかり食べたがる子どもに、ダメ我慢しなさい!!とNOだけを突き付けるのではなく、アイスを食べたい気持ちは分かるけど、一日に2個も3個も食べてほしくない。その理由を伝える。

最初は、全然納得してくれないかもしれません。
しかし、対等に話し合う姿勢を忘れないで欲しいのです。

例えば、お友達のおもちゃをとってしまって、相手のお子さんが泣いてしまった。
そんな時、お子さんの手から、お友達のおもちゃを取り上げるのは1秒でできます。

そして、我慢しなさい!人のものを取ったらだめでしょ!と叱ることも1秒でできます。

しかし、ここでは、なぜお友達のものを取り上げて欲しくないのか、お友達はどう感じているのか、本人(子ども)は本当はどうしたかったのかを話し合うことをおすすめします。

もちろん、お友達には待っていただく事になります。それが不可能ならばすぐに返してからお話合いをしましょう。

貸してって言えば良かったとか、順番を守れば良かった、など、どうすれば良かったのか自分で答えを導くまで待つ。(親の対話技術も必要ですね。)

そして子どもが納得し、お友達に返す。(謝る)
お友達も子どもも笑顔になる。
そのような経験を積み重ねていくことで判断力、自分を律するチカラを育みます。

子どもに我慢はさせるべき?

結論:我慢することは問題ありません。我慢させるという感覚が問題です。

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我慢を強いるより、考えるチカラを育む

子どもが納得して自分で決める経験を積み重ねることで、考えるチカラが育まれます。
困った状況になったときに、どうするのか。
親と考える練習をしている子は、親がいなくても自分で判断できるようになります。

しかし、強制的に終了させられる、コントロールされてきた子どもは、考えるチカラが育ちません。
ただただ、絶対的なものに支配される自分を無意識に感じるのです。

そして、自分の無力感を育ててしまう危険性があります。

そもそも前後も分からず、ただ我慢しろは傲慢だと思うのです。

まとめ

  • 我慢を強いるのではなく、親は「なぜ」ダメなのかを語る・伝える
  • 子どもの考えを聞く
  • 子どもが自分で選択する

毎日の忙しい生活の中でいちいち話し合っていられないと思われるかもしれません。
私もそう思います。毎日の展開はめまぐるしいものがあります。

100%を目指さないでください。出来なくて当たり前です。
10回に1回でもいいので試してみて下さい。
お子さんと話してみようと思って頂けたら嬉しいです。

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私のプログラムでは、ママのお子さんとの対話術(コーチングスキル)を学ぶ講座とフォローアップも充実しています。
ぜひお気軽にお申し込みください。

最後までご覧いただきありがとうございます。
本日は以上です。

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